HAWAII・MARSHALL諸島
調査DIVE報告

2002年 1月 今林 忠義

【遠すぎる!?】
 1月17日夕刻、成田発ホノルル行きに・・・。
ホノルル着、朝6:30。アロハ航空のマジュロ行きまでの6時間をぶらぶら過ごし、やっと出発。これから5時間半、退屈極まりない時間と格闘である。地図を見ると何と? ハワイ、マジュロ、日本はほぼ二等辺三角形、直行便があれば成田から6時間程度の飛行時間で行けるのである。これも、あれも日本が戦争に負けたせいだと、チョイト物騒な訳の分からない事を考えながら着いたのが夕方近く。今回のマーシャル遠征はチョット複雑。日付変更線をまたいだり、引返したりで頭の中の整理がつかない。まぁいいか。日にちが何時であれ自分の余生に時間は関係はない。これまた訳のわからない理屈で納得して寝床に入る。

【ファーストダイブ〜】
 翌朝9時からのブリーフィングを済ませ、いざファーストダイブ。
今回は調査ダイブではあるが、各ショップがお客さんを引率した際と同じスタイルでのダイビング。各ショップとは北は北海道から西は九州、南は八丈までの日本全国からの9ショップとダイビング旅行のクラブアイランダー社にアロハ航空の方、総勢12名。ショップオーナーやインストラクター、全てダイバーさんの面子。
まずはチエックダイブのポイントへ。
ラグーンのトップ3mから25mへなだらかに落ちるマウンテン。見事なサンゴの群落である。魚種、魚影は少ないが一応のカラフル系の小魚が舞う。透明度も25mはある。ラグーン内でこれほどの透明度も珍しい。お昼はすぐ前の無人島でランチタイムを過ごし、2DIVE目はアウターのウォールダイブ。ボトム60mまで、ほぼ垂直に落ち込んだ壁をドリフト。時折、真っ青な外洋を回遊魚が通り過ぎる。壁側は見事な一面のサンゴで覆われている。

【ダイビングスタイル】
 環礁の外側でのダイビングはその殆どがアンカーを打たないエントリーでドリフトダイブである。緩やかな勾配の所もあるが、大体、垂直に近いか急勾配の壁を流すスタイル。どこもサンゴは生き生きしていて種類も多く、特大のテーブルサンゴが無傷で生息している。特にラグーンと外洋をむすぶアクアリュームと言うポイントは超特大のテーブルサンゴがあちこちで見られ、ポイント名からも推測できると思うが魚種魚影も素晴らしい、色とりどりの小型の熱帯魚がさんご礁を住処とし、大型のリーフシャークやギンガメアジの大群、バラクーダの群れにイソマグロなどが行き来する。
ラグーン内でのダイビングはその殆どがアンカリングしてのエントリーで、流れもなくノンビリくつろげる癒し系のダイビング。
滞在中、合計8ダイブの調査を行ったが、2日目からは1本目環礁の外側で潜り、お昼をはさんで2本目は環礁の内側でのダイビング。通常のスタイルらしい。リクエストで1日3ダイブもOK。また、マジュロ以外の環礁への1ディ・トリップや飛行機での数日を掛けての遠征もあるらしい。

【シーズン】
 今回はシーズン的に西風が強い時期でMDA(マーシャル・ダイビング・アドヴェンチャー)のお勧めポイント、環礁の西側でのダイビングは出来なかったが次回8月に再チャレンジ予定です。また、ラグーンから少し離れたところに、多数の回遊魚が舞う離れ根もあるらしい。是非潜ってみたいポイントでもある。
ONシーズンは5月〜10月、その頃には西風も弱まりベストポイントでのダイビングが可能である。

【交通】
 ホノルル経由の場合でも、グァム乗り継ぎの場合でも最低7日は必要。グァムから各島々を経由して12時間飛行機に缶詰状態で行くか、ホノルル経由で行くかは考えどころ。福岡発着でグァム経由の場合はグァムでの前後泊が必要だし、ホノルル経由の場合でも乗り継ぎのための待ち時間、帰路のホノルル1泊がどうしようもない。
しょせん安近短で素晴らしい海を望むのは無理という事かも・・・・。

【マーシャル】
 マーシャル自体取り上げて産業も無く観光産業が唯一の収入源。今回も、マーシャル観光局の局長、副局長に日本大使やアウトリガーホテルのゼネラルマネージャーなどの歓迎を受け、日本人ダイバー誘致への並々ならぬ期待が伺える。


*この度、MARSHALL政府観光局より、観光局作成の画像の
掲載を許可されました。どうぞ、ご覧下さい。